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2024/04/26 06:30:06

山口 陽一
プロフィール教育学術研究大学運営社会貢献
研究キーワード
所属学会
柏木義円研究会 2015年12月 ~現在  
日本宣教学会 2014年01月 ~現在  
日本基督教学会 2010年06月 ~現在  
キリスト教史学会 2001年06月 ~現在  
日本福音主義神学会 1995年10月 ~現在  
信州夏期宣教講座 1993年01月 ~現在  
著書
日本基督教団戦争責任告白から50年 その神学的・教会的考察と資料 
山口陽一、佐藤司郎、戒能信生ほか 新教出版社 2017年03月 978-4-400-40711-9 日本語 単行本(一般書) 
『時の徴』同人編による、戦後70年間になされた日本の教会の戦争責任告白についての考察と資料集。その中で日本福音同盟(JEA)に所属する「福音派」諸教会を対応、日本ホーリネス教団、日本福音キリスト教会連合、日本同盟基督教団の戦責告白について考察した。 
聖書信仰と信教の自由 
山口陽一、関野祐二、星出卓也、上中栄ほか 日本福音同盟 2017年02月  日本語 単行本(一般書) 
2016年11月に日本福音同盟社会委員会と神学委員会共催で開催した「第28回JEA信教の自由セミナー」の報告書。 
「日本的キリスト教」を超えて 
山口陽一、渡辺信夫、登家勝也、柴田智悦、金芳植  2016年09月 978-4-264-03590-9 日本語 単行本(一般書) 
2015年8月に信州夏期宣教講座で行った講演の記録。目次は、1、戦後70年の日本 2、「日本的キリスト教」とは何か 3、日本基督教団の公式表明に見る「日本的キリスト教」 4、著作による「日本的キリスト教」の概観、5、「日本的キリスト教」の諸相 6、「日本的キリスト教」の核心 
データブック 日本宣教のこれからが見えてくるーキリスト教の30年後を読む 
山口陽一、柴田初男ほか いのちのことば社 2016年09月 978-4-264-03601-2 日本語 単行本(一般書) 
日本におけるプロテスタント宣教170年の各種データ、特にこの30年のデータを収集分析し、今後30年の宣教課題を探っている。 
釜山慶南教会史ジャーナル 
山口陽一 釜山慶南教会史研究会 2016年09月  その他外国語 調査報告書  
キリストが主だから いま求められる告白と抵抗  新教出版社 2016年06月 978-4-400-40739-3   
2016年2月11日に日本基督教団埼玉地区「信教の自由と平和を求める2・11集会」および4月29日に東久留米キリスト者九条の会で行った講演の記録。目次は、1、「いま」何が起こっているのか 2、新たな国家神道の始まり 3、戦時下の「教会の罪責」 4、「抵抗権」と民主主義における政治参与の責任 5、ローマ書13章の読み方 6、霊的な領域における抵抗権 7、聖書に立つ教会の政治参与 
千葉県キリスト教史研究第4号 特集安藤肇牧師 
山口陽一、木下宣世、中谷献一 東京基督教大学国際宣教センター 2016年03月  日本語 調査報告書  
荒廃した聖所に御顔の光を~日本の教会は戦後70年をどのように迎えるのか 
山口陽一 日本キリスト改革派西部中会 2014年06月  日本語 その他 
2014年2月11日に日本キリスト改革派神港教会で開催された日本キリスト改革派西部中会2・11集会での講演記録 
なぜ「秘密法」に反対か~開かれた平和な国のために祈りつつ 
弓矢健児、川上直哉、濱野道雄、山口陽一ほか 新教出版社 2014年02月 978-4-400-40731-7  単行本(一般書) 
2013年12月12日に御茶ノ水キリスト教会館で行なわれた「希望を告白する夜2」におけるダニエル書からの説教。 
原発と私たちの責任 
山口陽一、鞭木由行、関野祐二ほか いのちのことば社 2013年06月 978-4-264-03117-8  単行本(一般書) 
日本福音同盟(JEA)神学委員会編の本書に委員長として執筆した。福音主義の立場から、福島第一原発事故から2年を迎えた原発問題について研究会を行い、書き下ろした。執筆部分は原発をめぐる問題点を整理したもの。 
信仰の良心のための闘い 
岡田明、袴田康裕、奥野泰孝、松浦悟郎、山崎龍一、山口陽一 いのちのことば社 2013年05月 978-4264-03109-3 日本語 単行本(一般書) 
学校教育における儀式(国旗国歌など)の強制という手法が「良心」の教育にとって如何にマイナスであるかを、1890年代の「教育と宗教の衝突」論争以降の歴史から説き明かした講演の記録(2012年7月13日、早稲田奉仕園スコットホール) 
覆刻・日本基督一致教会信仰ノ箇条 
「覆刻・日本基督一致教会信仰ノ箇条」出版委員会 教文館 2013年12月 978-4-7642-7374-0  単行本(学術書) 
1877年に成立した日本基督一致教会が採用した4つの信仰文書(ウエストミンスター信仰告白、同小教理問答、ハイデルベルク信仰問答、ドルトレヒト信仰箇条)の最初の日本語訳を覆刻出版したもの。耶穌教略問答(ウエストミンスター小教理問答)についての解説を執筆した。 
日本の「朝鮮」支配とキリスト教会 
岩崎孝志、李象圭、上中栄、山口陽一ほか いのちのことば社 2012年09月 978-4-264-03064-5 日本語  
日韓併合に至る両国とその教会の歴史を概観しつつ、吉岡弘毅、海老名弾正、宮川経輝、内村鑑三、坂本直寛、柏木義円らの朝鮮観を論じた。キリスト教的な同情心をもって良かれとの思いから「同化」を推奨した教会が、当時の価値観から自由ではなかったことを確認した。柏木義円は国家の不義を見定めようとする。 
和解と教会の責任 
袴田康裕、安藤肇、登家勝也、山口陽一 他 いのちのことば社 2010年09月  日本語  
"信州夏期講座編。袴田康裕、安藤肇、登家勝也、山口陽一 ほか著。「列福と和解ーキリシタン弾圧と日本」(107-120頁)を担当。      
「和解」をテーマとした講座の大阪でのエクステンションでの講演録。2008年に行なわれたキリシタン時代の殉教者188人の列福を契機に「列福」という顕彰以上に必要なのは、キリシタン時代の思想弾圧についての国民的反省であるとし、日本における信教の自由の問題について提言した。 "
 
札幌宣言 
山口陽一 他 いのちのことば社 2010年07月  日本語 その他 
第五回日本伝道会議・宣言文プロジェクト編。「前文」「第一章日本プロテスタント宣教150年」「結文」の解説(26-38、107-108頁)を担当。2年以上に及んだ同会議の宣言文起草に関わり、会議終了後プロジェクト・メンバーは解説文の作成にあたった。
 
教会アーカイブズ入門 記録の保存と教会史編纂の手引き 
山口陽一、鈴江英一 他 いのちのことば社 2010年06月  日本語 単行本(一般書) 
教会アーカイブズ研究会編。第一章「教会アーカイブズへの接近」(13-20頁)。本学図書館司書、埼玉県立文書館学芸員、賀川豊彦記念館学芸員と共に行ってきた研究会の成果として作成した。各教会における史料保存の重要性と方法に、鈴江英一氏の教会史執筆の手引きを加えて出版した。立教大学名誉教授の鈴木範久氏は「アーカイブズという言葉は、まだまだ今日の日本には定着していません。それにもかかわらず、『教会アーカイブズ』と『教会』まで付したところが大胆なほど新鮮なのです」と推薦された。
 
日本プロテスタント宣教150年の記録 キリストにあってひとつ 
山口陽一、上田光正 財団法人日本聖書協会 2010年03月  日本語  
日本プロテスタント宣教150年記念実行委員会編。第一章「日本プロテスタント宣教150周年の歴史的経過」「第1部1859-1909年」「第2部1909-1959年」(28-79頁)を担当。日本のプロテスタント教会の協力により5000人が参加して横浜で開催された記念大会の記録集のために歴史記述を委託され執筆した。概説ではあるが、キリシタン史との関係、沖縄やアイヌ民族、東アジアの視点、都市と地方、教職と信徒、社会活動や教育、戦争責任などを扱い、日本キリスト教史の枠組みを提案している。
 
日本開国とプロテスタント宣教150年 
山口陽一 他 いのちのことば社 2009年08月  日本語 単行本(一般書) 
第五回日本伝道会議・プロテスタント宣教150年プロジェクトの長として編集。「日本開国とプロテスタント宣教150年-ベッテルハイム以来163年の視点から」(8-24頁)を担当。2009年9月、2000人が参加し札幌において4日間にわたり開催された同会議における基調講演を担当した。本稿は基調講演を予め詳述したもの。宣教100周年において扱われなかった戦争責任、沖縄宣教などにも言及しつつ、戦後64年を経た教会の今日的課題を提言した。

 
教会の戦争責任・戦後責任(21世紀ブックレット38) 
渡辺信夫、山口陽一、安藤肇、高桑照雄、岩崎孝志 いのちのことば社 2008年09月  日本語  
信州夏期講座編。「悔い改め、主の戒めに従う」(35-47頁)を担当。前年の講演を踏まえて戦中から戦後にまで時期を延ばし、十戒の第一戒から隣人愛の課題へと視野を広げて論じたもの。今日における説教とディアコニア(奉仕)の課題を提起した。
 
群馬新百科事典  上毛新聞社 2008年03月  日本語 辞典・辞書 
「吾妻教会」「名久多教会」「福音伝道教団」「プロテスタント教会」「山口六平」(13、580、653、669、755頁)の項目を担当。吾妻教会牧師としての研究、また新島学園短期大学で群馬県キリスト教史を講じた成果の一端。
 
それでも主の民として(21世紀ブックレット36) 
岩崎孝志、石黒イサク、久米三千雄、登家勝也、山口陽一 いのちのことば社 2007年09月  日本語  
信州夏期講座編。「第一戒への責任」(140-158頁)を担当。十戒の第一戒「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない」(出エジプト記20章3節)が日本の教会において徹底されなかったことを、釈義的課題を踏まえて語り、唯一の神への礼拝を徹底することが日本社会に対しても貢献となることを論じた。
 
私の愛国心(21世紀ブックレット33) 
山口陽一 他 いのちのことば社 2007年07月  日本語  
「『ちりあくたと思う』ことがまずあっての『愛国心』ではないだろうか」(73-77頁)を担当。クリスチャンが愛国心について語った『クリスチャン新聞』の連載を出版するにあたって依頼を受け執筆したもの。パウロが福音のゆえに一切の価値あるものを「ちりあくた」としたことから、無批判の愛国心を批判した。
 
戦後60年の節目にあたって 
山口陽一 他 日本福音同盟社会委員会 2006年02月  日本語 その他 
「戦後60年を生きる」(28-36頁)を担当。日本福音同盟(JEA)社会委員会の第17回信教の自由セミナーにおける主題講演の記録。JR吾妻線工事における朝鮮人強制労働の調査を報告し、戦後60年を迎えた世代の戦後責任について提言した。
 
キリスト者の時代精神-その虚と実:キリシタン・新渡戸稲造・矢内原忠雄・柏木義円(21世紀ブックレット28) 
渡辺信夫、岩崎孝志、山口陽一 著 いのちのことば社 2005年08月  日本語  
信州夏期講座編。渡辺信夫、岩崎孝志、山口陽一 著、「柏木義円の説教―空理にあらず『愚俗の信決』」(129-143頁)を担当。信州夏期宣教講座および日本キリスト教婦人矯風会東ブロック研修会での講演の記録。仏門に生まれ得度も受けた柏木義円が、空理空論でない生き方を福音において見出し、一人の愚俗を自覚しつつ信仰の決断をもって近代の日本を生き抜いた足跡を紹介した。
 
劉準基博士停年退任記念論集  総神大学校 2005年11月   その他 
「日本プロテスタント150年の課題」(397-407頁)を担当。総神大学教授(歴史学)劉準基博士の退任記念論集「基督教と歴史」への寄稿論文。日本におけるプロテスタント宣教150年の特質と課題について。
 
日本宣教の光と影-アイヌ伝道等をめぐって(21世紀ブックレット25) 
宮島利光・岩崎孝志・山口陽一・辻浦信生 著 いのちのことば社 2004年09月  日本語  
信州夏期講座編。宮島利光・岩崎孝志・山口陽一・辻浦信生 著、「山室軍平の平民説教」(79-89頁)を担当。前回のテーマを継続した研究会において、救世軍を牽引した山室軍平の、民衆を回心させて倫理的生活に導いた説教について考察した。新出の山室書翰を紹介し、戦前における福祉の位置と戦時体制への包摂の問題にもふれた。
 
説教で何が語られてきたのか(21世紀ブックレット21) 
登家勝也、細川勝利、小寺肇、渡辺信夫、山口陽一 他著 いのちのことば社 2003年07月  日本語  
信州夏期講座編。登家勝也、細川勝利、小寺肇、渡辺信夫、山口陽一 他著。「日本組合基督教会の説教」(34-42頁)を執筆。近代日本におけるキリスト教の説教に焦点をあてた研究会において、日本組合基督教会の新島襄、小崎弘道、宮川経輝、海老名弾正、柏木義円の説教の特質を論じた。
 
東京基督神学校 草創期史 
山口陽一 東京基督神学校 2003年03月  日本語  
非常勤講師を務めていた東京基督神学校からの委嘱を受け、3年程の調査を行い執筆した。1949年創立から約10年間の草創期について、関係者からの聞き取り調査をふまえて記録・検証した。一神学校史のみならず、戦後のプロテスタント史に残した足跡の意義を記述することに務めた。
 
「日本」とキリスト教の衝突(21世紀ブックレット14) 
山口陽一、岩崎孝志、小野静雄、登家勝也、渡辺信夫 著 いのちのことば社 2001年08月  日本語  
信州夏期講座編。山口陽一、岩崎孝志、小野静雄、登家勝也、渡辺信夫 著、「明治の国家宗教とキリスト教(1)~(3)」(7-44頁)を担当。1999年を国家宗教の新たな始まりを予感させる年と考え、明治政府の教育勅語による臣民教育および「教育と宗教の衝突」論争を歴史的に検証した。元明治学院大学学長の中山弘正氏は「求められていたのは『日本的基督教』であったし、『国体との融合による伝道の進展』であった。山口師は、『新たな国家宗教の兆し』のある現代に説きおよび、『神社あるいは神道的な価値観の弱体化』こそが、国家との癒着に導いていると分析する」と評された。
 
聖書と日本人 
鈴木範久監修、月本昭男、佐藤研編。宮崎賢太郎、山口陽一 他著 大明堂 2000年03月    
「聖書と日本の非戦論」(167-183頁)を執筆。1998年度の立教大学における講義を論文としたもの。日清戦争から第一次世界大戦までの非戦論の研究。内村鑑三と柏木義円を軸に、フレンド派からキリスト教社会主義者まで、キリスト教非戦論の動向を分析し、内村と柏木に関しては、その歴史観や人間観から来る共通性と差異を論じた。
 
敬虔に威厳をもって(21世紀ブックレット12) 
丸山忠孝、津村俊夫、山口陽一 他著 いのちのことば社 2000年02月  日本語 その他 
「戦後五十年・今、日本の教会を問う」(39-60頁)を執筆。1995年度、日本福音キリスト教会連合関東三地区「信教の自由を守る日」における講演。日本キリスト教会の渡辺信夫氏、日本基督教団の安藤肇氏に学んだ日本の教会の戦争責任という課題の理解と取り組みの継承について、問題意識を全般的に語ったもの。
 
時は迫っている 
山口陽一 結城晋次 他著 いのちのことば社 1995年11月  日本語  
山口陽一 他著。「戦時下・群馬のキリスト教―『新生命』『群馬教壇』の思想」(8-20頁)を執筆。1993年の第1回信州夏期宣教講座における講演。同講座は「日本宣教の再考」をテーマに2010年まで18回を重ねている。私はプロテスタントの教派を越えたこの研究会に実行委員として参加している。柏木義円の『上毛教界月報』を太平洋戦争期に継承した『新生命』と『群馬教壇』の思想を追い、非戦論の挫折と継承について考察している。
 
戦争責任フォーラム記録 
山口陽一 結城晋次 他著 日本同盟基督教団 1989年10月  日本語  
「日本同盟基督教団の戦争責任」(7-26頁)を執筆。1989年に初めて行われた同教団の戦争責任フォーラムの開催に関わり教団史編纂委員として行なった講演。同教団におけるこの分野の基本文献とされ、2010年に改訂版も出版された。
 
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研究業績に対する自己評価と目標設定
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